よくあるご質問(FAQ)

【質問1】腰痛でヘルニアをもっています。病院では手術しかなないと言われましたが、できれば手術をしたくありません。その様な状態でも施術は可能ですか?

 

【腰痛に悩む方・ヘルニアの手術を避けたいと考えている方へ】

腰痛でヘルニアをお持ちの方からよくいただく質問の一つに、「病院で手術を勧められたが、手術以外の選択肢はないのか?」というものがあります。結論から申し上げますと、施術は可能です。

 

私たちはこれまで、「手術をしないと治らない」と診断された方々を多くサポートしてきました。中には、手術前日に最後の希望を託して来院された方もいらっしゃいましたが、結果的に手術を回避して回復されたケースも少なくありません。もちろん、手術が必要な場合もあります。そのため、国際基準に基づいた鑑別診断が非常に重要です。

 

ヘルニアと腰痛の誤解

多くの方が「ヘルニアがあると腰が痛い」と思いがちですが、最近の研究では、腰痛の原因が必ずしも構造的な異常(例:椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症)によるものではないことが明らかになっています。実際、日本整形外科学会と日本腰痛学会が監修した「腰痛診療ガイドライン2012」でも、多くの腰痛が心理社会的要因によるものであると記されています。

 

腰痛治療の新しいアプローチ

この新しい理解のもと、私たちは、腰痛治療にはまず正しい情報を認識することが必要だと考えています。しかし、現実には、日本の医療現場では依然としてヘルニアや構造的異常が腰痛の原因であると信じられ、それが患者様に伝えられています。これは非常に残念なことですが、まだまだ正しい情報が広まっていないのが現状です。

 

また、インターネット上には情報が溢れており、何が正しい情報なのか判断するのが難しい場合もあります。特に、権威ある医師や専門家の意見が無条件に信じられることには注意が必要です。

 

手術の前にご相談を

当院では、これまでの誤った情報を、正しい検査とご自身の体感を通じて丁寧に説明し、手術が本当に必要かどうかを精査しています。手術を検討する前に、ぜひ一度ご相談いただければと思います。

 

さらに詳しい情報

腰痛に関するさらに詳しい情報については、以下のリンクもご参照ください:

 

◆TMSジャパン:http://www.tms-japan.org/

 

手術を回避するための第一歩として、まずは正しい情報と適切な診断を得ることから始めましょう。

【質問2】ぎっくり腰になってしまいました、それでも施術はできますか?

 

【ぎっくり腰になってしまった方へ

はい、施術は可能です。ただし、どうしても動けないほどの痛みがある場合は、来院自体が難しいかもしれません。その場合は無理をせず、少し症状が落ち着いてからご来院ください。

 

もしご自身で来院できる状態であったり、介助してくださる方がいる場合には、施術を受けることができます。急性期の腰痛は、できるだけ早めに施術を受けることで、その後の回復がスムーズになります。そのため、可能な限り早めのご来院をお勧めしますが、無理は禁物です。どうしても動けない場合は2~3日の安静はよいですが、それ以上は禁物です。体調を見ながらご判断ください。

 

補足説明

急性腰痛(ぎっくり腰)の場合、かつては「安静にしていなさい」と医師から指示されるのが一般的でした。しかし、近年の研究では、動ける範囲で日常生活を続けることが、回復を早める最良の方法であることが明らかになっています。もちろん、無理をする必要はありませんが、可能な範囲で普段の生活を続けていただくことをお勧めします。痛みがあるからといって、ずっと寝たきりで過ごすことは避けてください。

 

ぎっくり腰でお困りの際には、ぜひ一度ご相談ください。

【質問3】骨折(打撲)をしたのですが、施術を受けることは可能でしょうか?

 

**病院で診断と治療が済まれている前提のお話です**

 

【骨折や打撲をされた方へ】

はい、施術は可能です。骨折や打撲などの外傷がある場合でも、患部を避けながら施術を行うことができます。必要に応じて、患部に対してもアプローチを行いますが、その際の目的は、外傷によって生じた全身の神経の不調和を整え、骨折やケガの治癒を促進することです。

 

外傷のトラウマと記憶解放

骨折や打撲などの外傷は、損傷部位の細胞や皮膚にその時の記憶が残ります。このトラウマの記憶は、骨折やケガが治った後も体内に残ることがあり、時間が経ってから不調和が現れることがあります。よく「古傷が痛む」と言われるのは、このトラウマの記憶が原因となっている場合が多いのです。

 

そのため、当院では骨折や外傷を負われた際には、できるだけ早く施術を受けていただくことをお勧めしています。これにより、トラウマの記憶を解放し、長期的な健康状態の維持をサポートします。

 

骨折や打撲後のケアに関して不安がある場合は、ぜひ一度ご相談ください。

【質問4】むち打ちになりましたが、施術はできますか?

 

【むち打ちでお悩みの方へ】

はい、施術は可能です。交通事故やスポーツ外傷によるむち打ちに対しても、適切な施術を提供いたします。むち打ちの場合、早急に神経のエラーを解除し、首の前方で支える筋肉(特に胸鎖乳突筋)の過緊張による防御反射のロックを解除することが、早期回復の鍵となります。

 

まずは病院での診察をお勧めします

ただし、まずは病院で骨折の有無やその他の重大な問題がないかを確認していただくことを強くお勧めします。軽度の問題だと自己判断せず、必ず医療機関で診断を受けてください。特に交通事故の場合、保険や訴訟問題に関わる可能性もあるため、しっかりとした検査が必要です。

 

当院での対応

病院での診察を終え、骨折や脳への異常がなければ、当院にて早期回復のための施術を行います。具体的には、全身の神経エラーの解除と、トラウマ記憶の解放をサポートいたします。これにより、早期の回復が期待できます。

 

早めの施術が効果的

むち打ちの症状について、痛みが引いてくるのを待つ方や、受傷後数週間経過してから問題が現れて来院される方もいらっしゃいますが、経過を待つよりも、医療機関での診察が終わり次第、早急にご来院いただく方が回復がスムーズになることが多いです。神経エラーや筋肉反射のロックは自覚症状がなくても存在することが多いため、それらの解除を最優先いたします。

 

※トラウマの記憶解放に関しては、【質問3】をご参照ください。

【質問5】風邪をひいてしまいましたが、キャンセルした方がよいでしょうか?

 

【風邪をひいてしまった方へ】

いいえ、可能であればご来院いただくことをお勧めします。理由は、カイロプラクティックの施術は、身体の神経バランスを整えることで自然治癒力を高めることを目的としているため、風邪をひいている時こそ施術を受けることで回復力が向上する可能性があるからです。

 

心配な点について

多くの方が心配されるのは、「風邪はカイロプラクティックと関係ないのでは?」「熱があるからしんどい」「他の人に風邪をうつしてしまうのでは?」といったことだと思います。

 

「風邪はカイロと関係ないのでは?」

上記の説明から、カイロプラクティックが風邪の回復に関係があることをご理解いただけたかと思います。

 

「熱があるからしんどい」

微熱程度で、治療院まで足を運べる状態であれば、ご来院いただいても問題ありません。

 

「他の人にうつしてしまうかも?」

施術中はマスクを使用しており、使用する道具や設備も随時アルコール消毒を行っていますので、ご安心ください。

 

高熱の場合は無理をしないでください

ただし、高熱があり、歩くのもつらい状態であれば、無理をせずにキャンセルしてください。無理をして来院し、症状が悪化しては本末転倒です。そのような場合は、温かい環境でゆっくりと静養されることをお勧めします。

 

風邪をひいた際のご来院についてご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

【質問6】妊娠中ですが、腰が痛くでどうしようもありません。診て頂くことは可能ですか?

 

【妊娠中の腰痛にお悩みの方へ】

はい、可能です。妊娠初期から出産直前まで、妊婦さんでも安心して施術を受けていただけます。当院では、アクティベータ・メソッドと呼ばれる非常に安全なカイロプラクティックの施術法を採用しており、生まれたばかりの赤ちゃんにも施術できるほど低刺激で、安全性が高いのが特徴です。骨や関節を強く動かすような矯正は一切行いませんので、安心してお越しください。アクティベータ・メソッドに関する詳細は公式ホームページをご覧ください。

 

妊娠初期の注意事項

妊娠初期の施術も基本的には安全ですが、この時期は非常に不安定であり、自然流産が起きやすいとされています。そのため、万が一のトラブルを避けるためにも、安定期(通常20週前後)に入るまで施術をお待ちいただくか、緊急性がある場合は、そのリスクを十分にご理解いただいた上で施術を行います。事前にご相談いただければ幸いです。

 

※【妊娠初期に起きる原因不明の流産を「自然流産」と言います。自然流産は特に妊娠8週目までが最も起こりやすく、全体の75%が妊娠16週目までに発生しています。また、10代や更年期に近い妊娠でも流産のリスクが高まります。】

 

妊娠中の施術のメリット

妊娠中の腰痛や背部痛、股関節の痛みは、出産に向けた体の変化やホルモンの影響で靭帯が緩みやすくなるために起こりやすくなります。カイロプラクティックケアを受けている患者さんは、安産であることが多く、産後の回復も良好です。出産後には、骨盤矯正を含む全身のケアも行い、快適な体調を維持していただけます。

 

妊娠中・産後によくある問題

妊娠中の問題: 腰痛、背部痛、悪阻、逆子、股関節・恥骨の痛み

産後の問題: 恥骨痛による歩行困難、腰痛、授乳や抱っこによる腱鞘炎、乳腺炎

 

逆子に対する施術も行っておりますが、直接胎児に働きかける外回転術ではなく、腹部や鼠蹊部の筋肉を緩め、胎児が自然に回転しやすい環境を整える方法です。

 

産後のケアの重要性

産後、恥骨痛や腰痛で歩行が困難になる方がいらっしゃいますが、これらの痛みは神経反射のアンバランスによる筋肉の異常が原因であることが多く、カイロプラクティックケアで早期回復が期待できます。また、乳腺炎や授乳・抱っこによる腱鞘炎も、神経機能の調整で早期改善が可能です。

 

妊婦さんも安心してご相談ください

妊娠中や産後のトラブルは深刻ですが、薬を使えないために我慢している方も多くいます。当院では、妊産婦さんの施術をお断りすることはありません。国際基準のカイロプラクターが、妊産婦にも適切に施術を行える知識と技術を持っていますので、どうぞご安心ください。妊娠中や産後のケアでお困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。また、乳幼児のケアについてもご相談を承ります。

【質問7】予約はどのような方法でしたらよいでしょうか?

 

予約方法について

予約は、直接治療院へお電話いただくか、オンライン予約をご利用いただけます。オンライン予約の際は、メニュー欄で必ず「院長」を選択してください。

 

ご紹介について

ご友人や知り合いを朝倉先生に紹介したい場合は、ご予約時に「院長担当希望とご紹介者様のお名前」をお伝えいただくようお願いしています。ぜひ、その旨をお伝えください。